オリジナル休暇制度でモチベーションUP
休暇には、法律で定められた法定休暇の他に、会社が自由に決めることができる休暇(法定外休暇と言います)があります。
この法定外休暇ついては、法律にルールはありません。会社オリジナルの休暇制度を作ることや、その休暇の運用については、(例えば有給とするか無給とするかなど)会社ごとに自由決めることができます。
極端な話ですが、給与で少しの手当を支払うより、休暇を与えた方が社員のやる気にもつながる仕組みができるかも知れません。ぜひオリジナル休暇制度で社員のモチベーションUPを考えてみてはいかがでしょうか。
オリジナル休暇の例
会社独自のオリジナル休暇は、こんな休暇があったらいいな、楽しいなと、自由に考えてみて下さい。例えばこんな休暇はいかがでしょうか。
①病気休暇
長期療養の必要に応じて休暇を与える。これまで取得仕切れなかった有給休暇を充当してもよい。
②リフレッシュ休暇
3年、5年、10年勤務など、勤務期間に応じて、長期の休暇を与える。
③誕生日休暇
社員の誕生日に、休暇を与える。
④メモリアル休暇
社員の特定の記念日について休暇を与える。
⑤ボランティア休暇
ボランティアなどの社会活動を支援する休暇を与える。
⑥スタディ休暇
業務に関する等を問わずに、研修など受講する際に休暇を与える。
⑦独立支援休暇
例えば、飲食業など将来独立することが多い業種など、独立準備期間のための休暇を与える。
オリジナル休暇取得のルール
これらのオリジナル休暇については、法律で定めがない会社独自の休暇です。そのため、休暇の内容や取得のルール、給与の支払いの有無についても、会社ごとに自由に定めることができます。
社員が退職時に有給休暇をまとめて取得されて困っている会社などでは、これらの休暇については有給休暇を充当するとすることができます。そうすれば、退職時に有給一括請求されて困ることも減るのではないでしょうか。